東京都は7日午後、新型コロナウイルスに感染し入院している患者のうち、無症状や軽症の人のホテル移送を開始した。移送先は中央区のビジネスホテル「東横イン東京駅新大橋前」で、空いた病床と医療資源を重症患者に振り向ける。対象は約100人となる見通し。
 都によると、同ホテルで受け入れるのは発熱が37.5度未満、呼吸器症状が改善傾向にある患者で、同日は10人前後が入院先から移動する予定。ホテルの部屋数は208室で、都が建物ごと借り上げる。
 患者は外出禁止で、食事は1階に用意し、取りに来てもらう。健康状態把握のため、看護師2人が常駐。日中は医師1人も配置し、症状が悪化した場合は病院へ搬送する。
 ホテルの客室は7日午前に報道公開され、部屋にはベッドのほか、テレビや冷蔵庫などが備え付けられていた。廊下には「出歩かないようお願いします」と書かれた張り紙があった。 (C)時事通信社