神奈川県の黒岩祐治知事は8日、フジテレビの情報番組で、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を政府が発令する前に、東京都が業種を決めて休業要請をする方針案をまとめていたことについて、「なぜ小池百合子知事が(他自治体と)全然違うことをやるのか理解できない」と苦言を呈した。
 都は宣言が出た場合の対応策案を6日に取りまとめ、休業要請する業種を列挙。7日の宣言発令に合わせて公表する予定だったが、国との協議が難航し、先送りしている。
 黒岩氏によると、国と宣言対象地域との間では、発令後はまず外出自粛要請から始め、感染拡大の状況に応じて休業要請などに踏み込む流れができていたと説明。「都の案は(国の方針を)全く無視していた。(東京と神奈川で)『一緒にやっていきましょう』と言っていたのに、突然東京案が出てきてびっくりした」と述べた。 (C)時事通信社