【ビジネスワイヤ】英製薬企業のEUSA・Pharmaは、イタリアのパパ・ジョヴァンニ23世病院による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療の臨床試験について、初期中間結果を発表した。試験では、COVID-19による重篤呼吸器合併症患者を、炎症性サイトカインのインターロイキン(IL)-6を阻害するモノクローナル抗体「シルツキシマブ」(シルヴァント)で治療。中間データは、同治療を受けた最初の患者21人のもの。これら患者の76%となる16人が投薬7日後時点で症状の安定ないし改善を示した。またIL-6阻害の代替指標となるC反応性タンパク質(CRP)濃度が治療によって低下した。対照患者などの追加データは、数週間のうちに公表される見込み。シルヴァントは、特発性多中心性キャッスルマン病治療薬として米国と欧州などで承認済み。(C)時事通信社