千葉県の森田健作知事は11日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言に伴い、県内の事業者に休業要請を行う方針を明らかにした。県は休業要請に否定的だったが、東京、神奈川、埼玉の1都2県の足並みがそろう中、一転実施することにした。森田氏は記者団に「来週にはプランを示せる」と述べ、対象業種や開始時期を今後詰めるとした。一方千葉市は県を待たずに、法律に基づかない形の営業自粛要請を行う方針を示した。
 森田氏は「(3都県から)千葉に人が押し寄せる恐れがある」と指摘。「スピード感を持って休業要請を検討する」と話した。補償については「県独自にはできない。大変な額だ」との考えを示した。
 千葉市の熊谷俊人市長は11日、営業自粛要請を独自に行う方針を表明。13日に市の本部会議で決定し、14日に始めたい考えを示した。対象はナイトクラブやキャバレー、バー、ネットカフェ、カラオケボックス、ライブハウスなど。
 法律上、市に休業要請する権限はないが、熊谷氏は「本来なら(千葉県の要請が)週末に出てもおかしくなかった」と指摘。「森田知事の英断に期待したい。一日も早い意思決定が必要だと理解してほしい」と苦言を呈した。 (C)時事通信社