【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は12日、新型コロナウイルス感染による州内の死者が前日から758人増え、9385人に上ったと発表した。1日の死者数は6日連続で700人を超えているが、クオモ氏は横ばいになっているとの見方を示している。
 一方、ニューヨーク市のデブラシオ市長は11日、感染対策として3月中旬から講じられている公立学校の休校措置を今学年末まで継続し、9月の再開を目指すと発表した。ただ、クオモ氏は11日の記者会見で、この発表は「決定ではない」と指摘。周辺地域と協調した対応が必要であり再開は「私の権限だ」と市長をけん制した。
 入院患者の総数が減る可能性も見えてくる中で、店舗休業措置などの解除時期が次の焦点となっている。再開をめぐり市や州などの足並みの乱れが今後さらに表面化する恐れがある。 (C)時事通信社