【北京時事】中国税関総署は13日の記者会見で、医療関連物資の輸出企業に認可制を導入した1日以降、未認可企業が製造した3000万枚以上のマスクの輸出を阻止したことを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中国製品の需要は世界で急増しているが、粗悪品も多く、購入したオランダやスペインなど複数の国から苦情が相次いでいる。世界への貢献をアピールしたい中国政府は規制強化でイメージ悪化を回避したい考えだ。
 税関当局が没収したのは、マスク3165万枚、防護服50万着、ウイルス検査キット118万個、人工呼吸器677台、赤外線体温計4万6000個など。税関は10日から厳格な製品検査や申告も輸出企業に義務付けており、中国製品の調達には従来以上に時間がかかる可能性がある。 (C)時事通信社