【ニューヨーク時事】米国の新型コロナウイルス感染拡大の中心地、ニューヨーク州のクオモ知事は13日の記者会見で「われわれが今後も賢くあり続けるなら、最悪期は脱したと確信している」と表明した。州内の死者は前日から671人増え、1万56人となった。一方、ニューヨークをはじめとする州でピーク越えの見通しが立つ中、感染拡大を抑えつつ、経済活動再開を目指し近隣州で協調する動きも出始めている。
 ニューヨーク州の12日の新規入院患者は1958人と3月30日以降で初めて2000人を下回り、入院者の総数もピークに差し掛かりつつある。クオモ氏は1日の死者数についても「恐ろしい水準で実質横ばいになっている」と述べた。
 ただ、ピークは越えても警戒が緩めば再び感染者が急増する「第2波」が訪れる事態も懸念される。クオモ氏は記者会見で「愚かなことをすればその翌日にすぐ数字は戻る」と警告し、自宅待機を続けるよう訴えた。 (C)時事通信社