北海道は15日、新千歳空港の国内線到着口にサーモグラフィーを設置し、利用客の体温測定を始めた。首都圏などで新型コロナウイルスの感染者が急増していることを踏まえ、「空の玄関」でのチェック態勢を強化した。期間は5月6日まで。
 国際線の検疫とは違い、法的拘束力はない。到着客にチラシで「3密」回避や、せきエチケットの徹底、相談連絡先などを周知するほか、熱のある人には必ず声を掛けて節度ある行動を促す。
 この日午後の国内線ロビーは閑散とし、到着口を通過する人影もまばら。付近で対応に当たる道職員はパソコンを開き、専用機器が感知した体温情報に目を凝らしていた。
 京都から親に会いに来たという学校教員の渡辺昭義さん(56)は「念には念をということでいいと思う」と措置を評価した。 (C)時事通信社