【北京時事】中国国家衛生健康委員会の米鋒報道官は15日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染しながら発熱などの症状がない「無症状感染者」について1月28日から今月14日までに中国本土で累計6764人になったと初めて発表した。このうち588人は海外からの入国者。中国は今月1日から無症状感染者の新規確認分などを公表しているが、累計は明らかにしていなかった。
 一方、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは3月、中国本土の無症状感染者は2月末時点で4万3000人以上に達したと伝えている。
 中国政府は無症状感染者に対して隔離措置を取っている。同委によると、6764人のうち約2割に当たる1297人は後に発症し、4444人はウイルス検査で陰性に変わった。残る1023人は現在も隔離中。会見に同席した同委担当者は「無症状感染者は一定の感染力があり、潜在的リスクがある」と指摘した。 (C)時事通信社