東京都新宿区は15日、新型コロナウイルスの感染を判定する検査業務や療養先の振り分けを効率的に行うため、区の医師会や医療機関と連携した検査所を新たに設けると発表した。手続きを簡略化することで1日200人規模の検査が可能で、現在発熱外来を担う国立国際医療研究センター病院(同区)の負担軽減も見込めるという。
 検査所は同病院の敷地内に設置。区内にある病院のスタッフや医師がPCR検査などを行う。検査を受けるにはかかりつけ医などの紹介状が必要。区は来週にも運用を始めたい考え。
 陽性反応が出た患者は、症状に応じて3分類し、軽症の場合は都が用意したホテルや自宅での療養に割り振る。自宅療養患者のケアは、医師会から派遣された医師らがサポートする。
 感染拡大に伴い、国立国際医療研究センター病院の発熱外来には連日、医師からの紹介状を持参した患者ら100人余りが訪れ、重症者の診療に支障を来す恐れが出ていた。 (C)時事通信社