【ワシントン時事】トランプ米大統領は15日の記者会見で、米国内での新型コロナウイルス新規感染について「全国で見ればピークを越えたことをデータは示している」と述べた。また、感染拡大防止策として各州が制限を発動した経済活動の再開に向け、ガイドラインを16日に発表すると明らかにした。
 トランプ氏は会見で、ウイルスとの闘いは続いているとしつつ「われわれの積極的な戦略が機能しているのは明らかだ」と強調。一部の州に関して、4月中の経済再開が可能になると説明した。
 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の集計によると、米国の新型コロナ感染者は63万人を超え世界最多。一方、ロイター通信によれば、国内最多の感染者を抱えるニューヨーク州では入院患者数が15日までの2日連続で減少した。同州のクオモ知事は13日の会見で「われわれが今後も賢くあり続けるなら、最悪期は脱したと確信している」と述べていた。
 トランプ氏の会見に先立ち疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は15日、米ABCニュースのインタビューで「19か20の州では(感染の)影響が限定的にとどまっている」と指摘。「幾つかの州で、知事は(経済再開の)準備ができていると感じるのではないか」と語った。具体的な州名には言及しなかった。 (C)時事通信社