【サンパウロ時事】南米コロンビア政府は15日、新型コロナウイルスの感染拡大阻止のため、各地の刑務所に収監されている受刑者約4000人を一時的に釈放し、自宅で軟禁下に置くと発表した。
 一時釈放の対象は重病患者ら健康に不安があり、比較的軽い罪で服役している受刑者。殺人や麻薬取引、人道犯罪などの重罪を犯した囚人は除外される。ドゥケ大統領は「ウイルスに最も弱い人々に対する人道的措置」としている。
 コロンビアの刑務所は慢性的に過密状態で環境は劣悪。首都ボゴタの刑務所では3月下旬、新型ウイルス対策を求める受刑者が暴動を起こし、23人が死亡していた。同様の措置はチリでも実施される予定。 (C)時事通信社