新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査が受けられないとの声を受け、厚生労働省は16日までに、地域の医師会が運営する専門外来の設置を必要に応じて認めるよう、都道府県などに通知した。検査体制を強化する狙いがある。
 通知は15日付。厚労省によると、新型ウイルスへの感染の不安がある人は、各地の保健所にある「帰国者・接触者相談センター」に連絡し、必要と判断された場合は専門外来を受診してPCR検査を受けている。ただ、感染拡大が続く中、保健所などの対応が間に合わず、検査が受けられないとの批判が出ていた。
 通知では、都道府県などに対し、必要に応じて地域の医師会に委託し、新たな専門外来を設置するよう求めた。患者はかかりつけ医から紹介してもらう形で、医師会運営の専門外来を受診する仕組みになるという。 (C)時事通信社