奈良県の荒井正吾知事は16日、新型コロナウイルス感染の疑いで帰国者・接触者相談センターに相談した人全員を診察する態勢を整えると表明した。県内11カ所の専門外来とは別に、軽症者を受け入れる新たな外来窓口を設け、診察拒否などが起きないようにする。
 県内では、相談センターに相談しても、かかりつけ医で診察を断られるなど、すぐに受診できない事例が発生しており、7日には178件の相談が寄せられたうち30件がこうしたケースだった。
 新しい外来窓口は、レントゲン検査の設備を備える小規模クリニックの協力を得て開設。県医師会から医師を派遣してもらい、比較的軽症の人を診察する。肺炎症状の有無を調べ、必要と判断すればその場で検体を採取し、PCR検査に回す。 (C)時事通信社