17日午前の東京株式市場では、新型コロナウイルスの感染拡大で休止している米国の経済活動が早期に再開するとの期待感を背景に、買いが優勢となった。日経平均株価は一時、前日に比べ600円超上昇するなど大幅に反発。午前の終値は492円15銭高の1万9782円35銭だった。
 トランプ米大統領は16日、新型コロナ対策で制限した経済活動を再開させる際のガイドライン作成を発表した。これを好感し、米国株先物が時間外取引で急伸して東京市場にも買いが波及した。
 米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズが開発した抗ウイルス薬の臨床試験で、新型コロナに感染した患者が急速に回復していると報じられ、市場では「事態収束への期待を高め、投資家心理を上向かせた」(銀行系証券)との見方が出ている。
 東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半を中心に推移した。午前11時現在は107円66~67銭と前日比15銭の円高・ドル安。 (C)時事通信社