国内で確認された新型コロナウイルス感染者は18日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除き累計で1万人を超えた。感染者が5000人を超えたのは国内初確認から約3カ月後の今月9日だったが、その後の9日間で倍増した。7日に緊急事態宣言が発令されてから10日以上たったが、増加ペースに歯止めがかからない状況が続く。
 18日は全国で550人以上の感染が確認された。東京都内では新たに181人が陽性となり、約7割の124人は感染経路が不明。累計感染者は2975人となった。
 都内で5人、北海道と千葉県で各2人が死亡したほか、大阪、富山、福岡など各府県で計8人の死亡が判明。クルーズ乗船者を含めた死者は237人となった。
 累計感染者は東京都が最多で、次いで大阪府1163人、神奈川県755人、千葉県669人の順。「特定警戒」の13都道府県に集中しており、都市部では特に、感染経路がたどれない人の割合が増加傾向にある。
 2月末に独自の緊急事態宣言を出した北海道では、1日当たりの感染者数はいったん減少したものの、18日に過去最多の38人が確認されるなど再び急増。うち13人は国立病院機構北海道がんセンターの入院患者らで、同センターの院内感染者は計30人となった。
 大阪市の「なみはやリハビリテーション病院」では、医療従事者と患者計41人の感染が判明した。院内感染によるクラスター(感染者集団)の恐れがあるという。 (C)時事通信社