【台北時事】台湾政府の新型コロナウイルス対策本部は18日、今月15日に訓練を終えた海軍の軍艦から下船した軍人や実習生ら計3人の感染が分かったと発表した。軍内で集団感染が確認されたのは初めて。対策本部は、同乗者ら計700人超の検査を急いでいる。蔡英文総統は18日、対策に万全を尽くすよう国防部(国防省)に指示した。
 感染した3人はいずれも20代で、同じ船室で寝泊まりしていた。地元メディアによると、航海訓練はフリゲート艦2隻と補給艦の計3隻で実施。2月21日に乗船し、3月12~15日に南太平洋のパラオに寄港した後、今月9日に台湾に戻った。規定で、海外の港に寄った船の乗組員は寄港から30日間、船内にとどまることを義務付けられており、下船が同15日にずれ込んだ。
 これにより、台湾の感染者は死者6人を含め累計398人となった。 (C)時事通信社