【ロンドン時事】英オックスフォード大が開発した新型コロナウイルス向けワクチンの臨床試験が23日から開始される。支援する政府は「(研究推進に)全力を投入」(ハンコック保健相)し、世界で最初にワクチン製造を成功させると意気込んでいる。
 保健相が21日の記者会見で明らかにしたところによると、政府は同大の研究推進に2000万ポンド(約27億円)の助成金を投入。まず健康な成人を対象に開発中のワクチンを使用し、その後、高齢者を含む他の年齢層にも広げる予定という。並行してワクチン開発を進めるインペリアル・カレッジ・ロンドンの研究チームにも2250万ポンド(約30億円)を助成する。
 報道によると、臨床試験がうまくいった場合、早ければ9月にもワクチンの大規模生産を開始できる見込み。保健相は「両大学のプロジェクトは急速に進展している。科学者たちに(政府が)できることはすべてやると伝えた」と表明した。 (C)時事通信社