厚生労働省は24日までに、新型コロナウイルスの感染実態把握のための抗体検査に向け、検査キットの性能評価調査を始めた。加藤勝信厚労相が同日、閣議後の記者会見で明らかにした。日本赤十字社の協力を得て、献血血液の一部を調査に使っている。同省は調査結果を踏まえ、近く数千人規模の抗体検査を始める。
 抗体は、体内に侵入したウイルスから体を守るために作られる物質。少量の血液を調べることで、感染を経て免疫が備わっているかが分かる。厚労省は抗体検査について、今年度補正予算案に関連経費約2億円を盛り込んでいる。
 加藤厚労相は調査の終了時期について、「具体的なめどは持っていないが、そんなに時間をかけずに一定の区切りをしていく」と述べた。 (C)時事通信社