新型コロナウイルス対策に関する政府・与野党連絡協議会が24日、国会内で開かれた。主要野党は2020年度補正予算案を組み替え、家賃の支払いが困難になった飲食店などへの支援を盛り込むことや、臨時交付金の積み増しを求めた。これに対し、政府側は予算の組み替えは困難との認識を示した。
 野党の組み替え案は、政府系金融機関が家賃を立て替え、飲食店など事業者の支払いを猶予するため5兆円を盛り込んだ。休業補償の充実を目指す自治体への支援などのため、1兆円の臨時交付金を5兆円に増額することも求めた。
 家賃支援をめぐり、立憲民主党の逢坂誠二政調会長は与党に対し、「さらに良い提案があるなら共にやっていこう」と提案。しかし、与党側は「まだ調整が付いていない」として具体策に言及しなかったため、逢坂氏は「来週、(野党のみの)法案提出も場合によってはあるかもしれない」と述べた。
 野党の要求に対し、西村明宏官房副長官は「(補正予算案の)組み替えはなかなか難しい」と説明。与党側も同様の認識を示した。 (C)時事通信社