新型コロナウイルスの感染拡大地域へ行き来している愛媛県のトラック運転手の家族が、同県内の医療機関に受診を拒否されたという情報提供が県にあったことが、28日までに分かった。県は差別につながりかねないとして、医師会と保健所を通じて医療機関に注意喚起した。
 県や県トラック協会によると、21日に同協会に受診を拒否されたと相談があり、翌22日に協会が県に情報提供した。県は24日、「いわれのない受診拒否は職業差別や偏見につながりかねない由々しき事態だ」として、適切な医療提供をするよう注意喚起した。
 愛媛県内では、新居浜市の小学校で感染拡大地域と行き来する運送業の保護者の子どもが、自宅待機を要請された事例があった。 (C)時事通信社