厚生労働省は28日、新型コロナウイルスに感染した軽症者らを受け入れる宿泊施設の部屋数について、35都道府県で1万2090室が確保され、862室が入室済みだと明らかにした。27日午後3時時点で都道府県からの報告数をまとめ、ホームページで内訳を公表した。12県は非公表または調整中という。
 軽症や無症状の人をめぐっては、厚労省は2日、感染が急増する地域では、自宅やホテルなどで療養させる準備をするよう都道府県などに通知した。しかし埼玉県で自宅療養中の男性が死亡するなどしたため、方針を転換。23日、宿泊施設での療養を基本とするよう通知した。
 確保済みの部屋が最多だったのは神奈川県(2282室)で、大阪府(1565室)、東京都(1558室)が続いた。政府の緊急事態宣言で重点的な対策が必要とされた13の「特定警戒都道府県」は計9330室で、全体の8割近くを占めた。 (C)時事通信社