【ニューヨーク時事】米バイオ医薬品メーカーのギリアド・サイエンシズは30日、新型コロナウイルス治療薬の候補となっている抗ウイルス薬「レムデシビル」について、12月までに100万人分以上を製造できるとの見通しを明らかにした。
 1人の患者につき10日間投与する計算で、5月末までに14万人分を確保できる見込み。来年には数百万人分の製造を計画している。同社は「1月以降増産に取り組み、製造時間を大幅短縮し、提携先を拡大した」と説明した。
 同社が4月29日に発表した臨床試験(治験)の結果によれば、新型コロナ感染者にレムデシビルを5日間と10日間投与した場合、同程度の症状改善が見られた。同社は「一部の患者は5日間の投与で治療できるため、対象を大幅に増やせる可能性がある」との期待を示した。 (C)時事通信社