横浜市の民間検査会社が実施した新型コロナウイルスの検査をめぐり、実際は「陰性」だったにもかかわらず、「陽性」とする誤判定が相次いだ問題で、同市は1日、同様の誤判定が新たに33件確認されたと発表した。
 検査を実施したのは保健科学研究所(横浜市保土ケ谷区)。新たに確認された誤判定は、神奈川県の4病院分15件、東京都の1病院分14件、静岡県の2病院分4件。病院には誤った結果が報告されたが、患者に通知したかは不明という。
 横浜市が委託した5件で誤判定が判明したことから、同市が4月30日に立ち入り検査を実施。28日に実施した全137件の検査の陽性率が異常に高かったことから再検査したところ、新たに誤判定が分かった。試薬と検体を混合する際、担当者が手袋を交換せず、異物が混入して誤判定につながった可能性が高いという。
 市は同社に対し、陽性率が異常値を示した他の日の検査結果についても検証を求めている。 (C)時事通信社