【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)政府は、高齢者や低所得者らに支給する暖房費の助成金を今冬は昨年の2倍に増やすことを決め、1日から実施した。南半球にあるNZは今後本格的な冬を迎えるが、新型コロナウイルス対策に伴う外出規制が続く中、「暖かい家」で過ごしてもらう狙いがある。
 支給額は単身世帯が900NZドル(約5万9000円)で、その他の世帯は1400NZドル(約9万1000円)。約85万人が受給し、同居家族を含めると100万人以上が恩恵を受ける。
 助成金増額についてセプロニ社会開発相は「政府のコロナ対策の中核部分は家族の健康維持を確実にすることだ」と説明。また、消費が増えて景気の刺激につながると期待を示した。
 新型コロナの新規感染が小康状態となったNZは今週、警戒度を最高水準から1段階引き下げたが、外出規制は継続中。 (C)時事通信社