東京都は1日、新型コロナウイルスの感染者が新たに165人確認されたと発表した。都の感染者は4月29、30両日にそれぞれ50人を下回ったが、再び100人台に増加した。累計感染者は4317人となった。また、新たに6人の死亡が確認され、都の死者の累計は126人となった。
 都によると、1日は約3割に当たる47人の感染経路が不明。担当者は感染者数増の背景について、「病院や福祉施設での集団感染が多かったことや、29日の祝日の検体数が入ったため」と説明している。
 都は死者の累計126人について、年代別の内訳を初めて発表。70代が最多の40人、80代が38人で、合わせると6割を超えた。都は「病院での集団感染が関係している可能性がある」とした。性別は、男性が85人、女性が37人(確認中が4人)と男性が約7割だった。
 国内では1日、計266人の陽性が判明。死者は北海道で8人など計29人が判明し、クルーズ船を含む累計は498人となった。
 福島県いわき市の30代男性は、検査で陰性となった後に発熱し、陽性が判明した。男性の父親で、医薬品製造会社「エーピーアイコーポレーション」(東京都)のいわき工場に勤める60代男性も感染が分かっており、これまでに同工場の従業員やその家族計10人の感染者が確認された。市保健所はクラスター(感染者集団)とみている。
 山口県でも、下松市の40代男性会社員が退院後に再び陽性になった。男性は4月4日に陽性が判明して入院し、25日に陰性となって退院。その後自宅で健康観察を続けていたが、29日に発熱し、1日に陽性が確認された。 (C)時事通信社