新型コロナウイルスの影響で臨時休校が長引く中、留守番の小中学生が自宅で「泥棒」と鉢合わせするケースが愛知県内などで相次いでいる。県警や防犯協会は、防犯グッズを活用し子どもを守るよう呼び掛けている。
 同県警などによると、愛知、岐阜両県で親が仕事などに行き、小中学生が一人で留守番中、男が家に侵入する事件が3月下旬~4月中旬に計4件発生。男児がインターホンを無視していたら窓ガラスを割られて財布や印鑑を盗まれたり、男2人が「前を向いていて」と男児を脅し、現金などを盗んだりした。4件とも子どもにけがはなかった。
 愛知県防犯協会連合会は、自宅で可能な防犯対策を紹介。(1)テレビなど生活音を出し、部屋の電灯をつけて在宅を強調(2)玄関や窓の施錠の徹底―などがあるという。窃盗犯は住居への侵入に5分以上かかると諦める傾向が強く、同協会や県警の担当者は「ホームセンターで手に入る補助錠や、ガラスを割れにくくするフィルムを貼ると防犯効果が高まる」と強調する。
 協会の担当者は「犯人と鉢合わせた時は、まず逃げてから110番することを心掛けてほしい。身の安全を確保するためには『すぐに110』というメモを室内に貼っておくことも大事」と話している。 (C)時事通信社