【マニラ時事】フィリピン政府は5日、小学校~高校の始業式を約2カ月間延期すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための休校措置が長引いているため。通常は6月の第1週に始業し、翌年3月の第2週に終業するが、今年は8月24日始業、来年4月30日終業とする。
 ブリオネス教育相は「8月以降も収束していない事態に備え、さまざまな授業方法を検討する」と表明。パソコン、携帯電話、テレビ・ラジオを使った遠隔授業や、自主学習用の教材を想定していると明かした。
 フィリピンでは3月中旬から、市民の移動や活動を大幅に制限する「封鎖」措置を導入。当初は1カ月間の予定だったが延長を繰り返し、休校も続いている。「封鎖」の対象はマニラ首都圏を含むルソン島だが、始業式の延期は他地域も含める。 (C)時事通信社