【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は6日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染した新規入院患者に対する調査の暫定結果を公表し、「多くは自宅待機者だった」と明らかにした。在職中の人は17%にとどまり、51歳以上が全体の73%を占めた。クオモ氏は「個人の行動にかかっている」と述べ、マスク着用など一人ひとりが対策を徹底するよう促した。
 州は、入院患者が減少する中で新規入院患者の感染経路をより明確にするため、病院の協力を得て調査を開始。113の病院で3日間にわたり行われ、1269人が対象となった。クオモ氏は医療従事者ら不可欠な仕事に就く人がより多い可能性を予測していたが、「そうではなかった」と語った。
 暫定結果によると、新規入院患者の66%は自宅からで、介護施設は18%、ホームレスは2%、刑務所は1%未満。回答者の17%が在職中に対し、退職者は37%、仕事をしていない人は46%に上った。また、移動手段で公共交通機関を使う人は4%、徒歩は2%にとどまり、84%は無回答か在宅勤務、その他だった。クオモ氏は「(最大)84%はまさに自宅にいたということだ」と語った。
 年代別では40代までは各年代とも8%以下だが、51~60歳は14%、61~70歳は20%、71~80歳は19%、81~90歳は14%、91歳以上が6%をそれぞれ占めた。患者の57%がニューヨーク市に集中し、市を含む州南部以外は14%だった。
 州の死者は2万597人となり、2万人を超えた。 (C)時事通信社