【シドニー時事】医師らを会員とするオーストラリア医療協会などは7日、声明を出し、新型コロナウイルスによる経済的影響を受けて、自殺者が最大50%増える恐れがあると警告した。同協会は「心の健康と自殺防止に優先的に取り組むことが急務だ」として、政府などに対応の拡充を求めた。
 声明によると、豪州では毎年約3000人が自殺しているが、新型コロナの影響で自殺者が750~1500人増える可能性がある。豪州の新型コロナの死者は現時点で約100人。同協会は「コロナ感染による直接的な死者を大きく上回る公算が大きい」と分析した。経済の悪化が1年以上続けば、こうした高い水準が最大5年間続くとみられるとも説明した。 (C)時事通信社