【ロンドン時事】英各メディアは7日、ジョンソン首相が10日に発表する新型コロナウイルス感染阻止のためのロックダウン(都市封鎖)の緩和策について、10月までに5段階方式で規制を解除する「ロードマップ(行程表)」に基づき実施される見通しだと報じた。政府は早ければ11日から一部店舗の再開を許可するとみられる。
 行程表によれば、11日以降、1日1回に限られていた戸外の運動が無制限に許可され、ガーデンセンターなど一部の屋外施設も営業を再開する。5月末に小学校、6月末に中等学校がそれぞれ段階的に再開となり、中等学校再開と同時期に屋外スポーツの一部や30人までの集会も可能になる。
 8月末めどでレストランやパブの営業が認められ、10月にはおおむね通常の生活に戻れる見込みだ。ただ、感染「第2波」の兆候が見られた場合は、再度見直しを行う。
 英国では3月23日に事実上の外出禁止令が出され、「社会的隔離」の制限措置が続いている。今月5日に死者が3万人を超えるなど被害は深刻だが、首相は「(感染拡大の)ピークは過ぎた」としており、死者数も減少傾向にある。経済再始動を求める声は日増しに強まり、政府は感染抑止と経済活動の両立を図る「出口戦略」の提示を迫られている。 (C)時事通信社