【シドニー時事】オーストラリア政府は8日、新型コロナウイルスの感染防止のために実施している制限措置の緩和を決めた。飲食店などの営業を認め、大幅に縮小した経済活動を段階的に再開させる方針だ。感染が小康状態になったことで、大きな打撃を受けた経済の早期再建に着手する。
 ドイツも最近、制限の緩和を決めた。感染ペースが緩やかになる中、事態の正常化に向けた動きが世界的に広がってきた。
 モリソン首相は記者会見で「全ての段階を踏んで、7月には新型コロナから安全な経済を達成するのが目標だ」と強調。今回の緩和に伴い約85万人分の仕事が戻ると説明した。一方、国内旅行は可能となるが、海外旅行は「近い将来」(首相)には認めない方針。 (C)時事通信社