【パリ時事】フランスで11日午前0時(日本時間同7時)、3月中旬から続いた新型コロナウイルス感染拡大阻止のための外出制限が緩和された。保育園や一部の学校が再開するが、教室内の人数を制限するなどの感染防止措置が取られる。
 政府は感染者数や医療体制などの状況に応じて全土を「赤」と「緑」の二つにゾーン分けし、感染リスクの少ない緑ゾーンを中心に段階的に学校を再開。企業も営業再開が許可されるが、政府は引き続き在宅勤務を推奨している。
 また、自宅から100キロ圏内の自由な移動が基本的に可能となった。公共交通機関は、乗客同士の距離を確保した上で間引き運行する。
 マクロン大統領は10日、ツイッターで「皆さんのおかげでウイルスの勢いは後退したが、まだそこにいる」と投稿。制限緩和後も感染防止対策を続けるよう呼び掛けた。
 仏国内の新型ウイルスによる死者数は累計2万6000人超。AFP通信によると、10日に明らかになった1日の死者数は70人と、外出制限発動後最も少なかった。 (C)時事通信社