【ニューヨーク時事】米東部ニューヨーク州のクオモ知事は10日の記者会見で、高齢者施設の新型コロナウイルス感染防止対策を強化すると発表した。従業員に週2回、新型コロナの検査を義務付ける。
 病院に対しては「陰性」が確認されるまで、高齢患者を施設に戻さないよう要請した。クオモ知事は「従業員と入所者の健康を守ることが最優先だ」と語った。
 米国では、高齢者施設で新型コロナによる死者が多数出ている。入所者と家族による面会制限や、マスクなど従業員の防護装備着用の徹底も求めた。
 また、クオモ知事は、血管に炎症が起こるなど川崎病に似た症状を示す子供の事例が相次いでいる問題で、85の症例に関し、新型コロナとの関連性を調べていると明らかにした。ニューヨーク州では、同様の症状の子供が3人死亡している。いずれも新型コロナに感染していたが、呼吸器系の症状がなかったという。
 州内の新型コロナによる新たな死者は207人だった。このところ、1日の死者数は200人台で推移している。 (C)時事通信社