【シンガポール時事】シンガポール政府は新型コロナウイルス対策の一環で、南部の公園で犬型ロボット「スポット」によるパトロールを始めた。感染予防のため、「最低1メートルは互いの距離を空けましょう」と密集・密接を避けるよう来園者に呼び掛けている。
 政府はこれまでもドローン(小型無人機)や自走式ロボットを監視活動に動員。ロボット利用により、「監視員と来園者の接触機会を減らして感染を防ぎ、監視要員の削減にもつながる」(技術庁)との狙いがある。
 スポットは米企業が開発。今回は8日から2週間試験運用し、順調なら他の公園にも投入する。スポットは新型コロナ感染者の隔離施設でも薬の配達などで試験的に使われている。
 国内では外国人労働者の寄宿舎で感染が急速に広がり、感染者は累計2万人を突破した。対策のため外出は制限されているが、食料調達と運動目的の外出は認められている。 (C)時事通信社