【ワシントン時事】米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は12日、上院委員会で新型コロナウイルス対策について証言し、感染拡大防止のため規制されている経済活動について、性急に再開すれば「手の付けられない感染拡大の引き金になりかねない」と警鐘を鳴らした。ファウチ氏は感染症対策の権威で、米政権の新型コロナ対策本部の中心メンバー。
 景気と雇用の急激な悪化を受け、多くの州が経済再開を急いでいることに専門家として強い懸念を示した。また、11月の大統領選をにらみ経済再開に前のめりなトランプ大統領との温度差が、改めて浮き彫りになった。 (C)時事通信社