政府が39県の緊急事態宣言を解除したことを受け18日、多くの地域で学校の全面再開に向けた分散登校が始まった。児童・生徒の密集回避や時間の短縮など、新型コロナウイルスへの感染対策を探りながらのスタートとなる。
 山形市内の小中学校では一斉に授業を再開した。市立第一小学校では午前7時半ごろから、マスク姿の児童らが登校。約2カ月半ぶりの通学に、友達と並んで笑顔で話す姿もあった。2年の男子児童(7)は「(コロナが)うつらないかちょっと心配。でも、みんなと会うのは楽しみ」と明るい表情だった。
 ただ今週は「慣らし期間」と位置付け、最初の3日間は午前の3時限のみ。後半2日間にパンと牛乳だけの簡易給食を行い、来週から通常通りの予定だ。市教育委員会の担当者は「まずは生活リズムの乱れを直す。感染対策で変える給食の配膳ルールの浸透など、段階を踏むしかない」と話す。 (C)時事通信社