【サンティアゴAFP時事】南米チリの首都サンティアゴで15日夜(日本時間16日午前)から新型コロナウイルス対策の厳しい外出規制が再導入された。チリは3月から外出規制を行って効果を上げた。4月は1日の感染者が500人以下で推移していたが、安心して営業再開など緩和を始めた結果、感染第2波が襲来。5月に入り1日2000人の水準に悪化した。
 規制再導入で、首都の住民は食料か薬の購入、短時間の運動以外、外出できない。マニャリッチ保健相は16日、上空から首都を視察し「道から人が消えた。幸先が良い」と表明した。
 チリの感染者は累計4万人を超え、死者は400人以上。感染者の8割は首都に集中している。保健省は「致死率1%だが、感染者が増えれば、死者も増える」と警告。感染者急増で救急搬送体制が崩壊に近い。地方の病院にも患者を移送している。規制再導入を前にした15日は、首都を脱出する住民の大渋滞が発生した。 (C)時事通信社