大阪府は21日、政府の緊急事態宣言の解除を受け、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した施設を除き、休業要請の大幅解除を決めた。大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などテーマパークの再開を認め、飲食店の営業時間制限も撤廃。ただ、大規模イベントの開催や不要不急のレジャーなどは引き続き自粛を求める。京都府と兵庫県も足並みをそろえ、ほぼ同様の措置を講じる。
 大阪府の要請解除は23日午前0時。来月1日からは府立学校も段階的に授業を始め、15日から部活や行事も含めて本格再開する。
 府の対策本部会議で、吉村洋文知事は「感染者が出た場合に早期に抑え込めるようにしたい」と強調。不特定多数が集まる施設では、感染者が発生した場合、施設利用者にメールで一斉に知らせる「大阪コロナ追跡システム」の活用を求めた。
 屋外で200人、屋内で100人を超えるイベントは自粛を求めるほか、スポーツジムやライブハウス、ナイトクラブなど、クラスターが発生した施設については、休業要請を継続。業界ごとの感染防止ガイドラインも踏まえた上で、29日までに解除するか改めて判断する。 (C)時事通信社