新型コロナウイルス感染症で、重症化に関与する患者側の遺伝的要因の解明に取り組むと、慶応大や東京医科歯科大、大阪大などの共同研究グループが22日までに発表した。重症患者と軽症患者・無症状感染者について、免疫関連の遺伝子配列を比較し、違いがあるか調べる。
 重症化に関与する遺伝子が見つかれば、治療に役立てる。研究成果を手掛かりにワクチンの開発も目指す。
 グループは慶応大医学部の金井隆典教授が中心となり、日本医療研究開発機構の支援を受けている。各地の病院から患者の血液検体を600人分集め、遺伝子などを臨床情報とともに解析する。9月をめどに当面の研究成果をまとめる予定。
 グループには東京大や東京工業大、国立国際医療研究センター、北里大、京都大の研究者も参加しており、共同研究施設を募集している。 (C)時事通信社