政府は25日、新型コロナウイルスの重症患者の入院治療を行った病院などを対象に、診療報酬を通常の3倍にする方針を決めた。4月に診療報酬を倍増させていたが、新型コロナの感染者を受け入れた医療機関で経営が悪化している実態を踏まえ、支援を強化する。
 体外式膜型人工肺(ECMO、エクモ)や人工呼吸器が必要な重症患者の集中治療室の入院料を1日24万~42万円に引き上げる他、回復してこうした機器が不要になった後も一定の対応が必要な場合、増額の対象に加える。中等症患者への対応に関する診療報酬も拡充。患者負担は発生しない。
 同日持ち回りで開かれた中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関、中医協)の総会で了承された。26日から適用する。 (C)時事通信社