防衛省統合幕僚監部は25日、日本近海に停留していた海上自衛隊の護衛艦「きりさめ」(乗組員約200人)が訓練を終えて中東へ移動を始めたと発表した。新型コロナウイルスの集団感染防止のため、日本近海に2週間とどまって乗組員の経過観察をしながら訓練を行っていた。
 きりさめは10日に佐世保基地(長崎県佐世保市)を出港した。その後に艦内で実施したPCR検査の結果、乗組員全員の陰性を確認。体調不良を訴える者もいないため、オマーン湾などの活動海域に向かった。
 今後、きりさめは現在活動中の護衛艦「たかなみ」と6月上旬に交代し、日本船舶の安全確保に向けてシーレーン(海上交通路)の情報収集活動に当たる。 (C)時事通信社