島津製作所は26日、4月に発売した新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査試薬の検体として唾液も使えることを確認したと発表した。鼻の奥や喉から検体を採取する方法に比べ簡便で、医療従事者の感染リスクを減らせる。同社は月間生産量を当初計画比3倍に当たる30万検体分(3000キット)に引き上げ、需要増に対応する。
 島津は工程の一部を省き、2時間以上かかっていた検査を最短1時間でできる試薬を4月20日に発売。日本医師会からの提案を受け、唾液での精度を調べたところ、従来の方法と同等の結果が確認された。 (C)時事通信社