ラリー・クレーマー氏(エイズの脅威や性的少数者=LGBT=の権利を訴えた米活動家、劇作家)米紙ニューヨーク・タイムズによると、27日、ニューヨーク市内で肺炎のため死去、84歳。
 エイズ(後天性免疫不全症候群)の脅威を訴えた初期の活動家の一人。80年代にエイズウイルス(HIV)陽性者の支援団体や、エイズ対策への行動や同性愛者差別撲滅を訴える団体を創設。自叙伝的な戯曲「ノーマル・ハート」(85年)ではニューヨークのエイズ危機を描いた。自身もHIVに感染し、同性愛者を公表していた。
 過激な発言でも知られ、米メディアに掲載された88年の公開書簡で、国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長を「無能なばか」と批判したこともあったが、後に友好関係を築いたという。 (C)時事通信社