【パリ時事】ギリシャ政府は29日、新型コロナウイルス感染対策の入国制限を緩和し、6月15日から日本や中国など29カ国から外国人の観光客受け入れを再開することを決めた。地元紙カティメリニ(電子版)が報じた。
 欧州では2月に感染爆発を起こしたイタリアを皮切りに出入国規制が強められてきた。しかし、ギリシャは欧州では比較的、被害が軽い。夏季休暇シーズンを前に、先陣を切って開放へ大きくかじを切る方針を示してみせた。ただ、新型コロナへの警戒にはEU各国で温度差があり「勇み足」として批判を浴びる可能性もある。
 同紙によると、政府は各国の疫学データ調査を基に29カ国のリストを作成した。入国者には空港で無作為に感染検査が行われる。それ以外の国についても感染リスク調査を行い、7月1日にリストを更新するという。 (C)時事通信社