【ロンドン時事】英気象庁は29日、今春の国内の日照時間が観測史上最長を記録したと発表した。英国は新型コロナウイルス対策で3月から外出を制限。暗く長い冬の後の豊かな陽光を戸外で満喫できず、市民にとっては恨めしい「うららかな季節」となった。
 英国での春季(3~5月)日照時間の観測は1929年にスタートし、過去最長は48年の約555時間だった。今年は今月27日の時点で573時間を超え、72年ぶりに記録を更新した。
 感染による死者が3万8000人を超え欧州最多の英国は、食料品の買い出しや1日1回の運動などを除く不要不急の外出を禁止。新規感染者の減少などを受け、今月中旬に制限措置の段階的な緩和を始めた。 (C)時事通信社