【サンパウロ時事】ブラジル保健省は29日、新型コロナウイルスの感染者が46万5166人、死者が2万7878人に達したと発表した。死者数はスペインを抜いて世界で5番目となった。感染者は1日で2万6928人、死者は1124人増えており、ブラジルは米国を超える世界の感染拡大の中心地となっている。
 ブラジルでは各州が3月下旬から経済規制や外出自粛令など独自の対策を講じているが、歯止めはかかっていない。
 こうした中でも、新型コロナを軽視するボルソナロ大統領は経済再開を求め続けており、26日にも「ブラジルは平常に戻らなければならない」と述べた。同氏の姿勢に世論は反発し始めており、最新の世論調査では、政権不支持率は過去最高の43%に上昇している。 (C)時事通信社