新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言解除から1週間。最後まで宣言が続いた首都圏は1日、解除後初めて月曜日の朝を迎えた。都心の駅には人出が徐々に戻り、保育園再開に安堵(あんど)の声も聞かれた。
 午前8時、JR東京駅。駅構内のエスカレーターにはマスク姿の人がぎっしり。駅前の交差点は数十人が信号待ちで滞留し、密集が生まれていた。約2カ月ぶりに出勤した渋谷区の会社員女性(37)によると、緊急事態宣言直前と同じくらいという。
 さいたま市浦和区の会社員男性(28)は、「徐々に人が増えてきている。まだ少し怖い部分がある」と不安そうな様子。茨城県牛久市の50代の会社員女性は「通勤での感染リスクも大きかったので、1カ月休職していた」と話し、足早に職場へ向かった。
 千葉市の院内保育園では、子どもたちが保護者と手をつないで登園し、友だち同士が「久しぶり」と笑顔であいさつ。園児は建物の前で検温をしてから入室していた。
 「やっと日常が戻った」と話すのは、1カ月半ぶりに息子(5)を出勤前に送りに来た千葉県職員の男性(41)。「精神的に限界で、子どもに怒鳴ってしまうことがあった」とほっとした様子だった。 (C)時事通信社