【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、慢性期の慢性骨髄性白血病(CP-CML)治療薬「アイクルシグ」(ポナチニブ)を検討する第2相OPTIC試験の学会報告について発表した。OPTIC試験は、チロシンキナーゼ阻害剤(TKI)による前治療への抵抗性ないし不耐性を示す患者で、アイクルシグの3種の開始用量(15、30、45mg)を評価するもの。今回の発表データは追跡期間約21カ月の中間解析の結果。米国臨床腫瘍学会では報告済みで、欧州血液学会でも今後報告する。同解析から、最適な1日当たり開始用量は45mgの場合であった。12カ月目で主要評価項目のBCR-ABL1値1%以下を達成し、その後15mgに減量しても奏功を維持。同開始用量の場合、動脈閉塞(へいそく)イベントの発現率は5.3%であった。両学会では、CML以外にもフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ芽球性白血病(Ph+・ALL)の患者で同薬を検討する第2相PACE試験のデータも報告対象となる。(C)時事通信社