新型コロナウイルス感染拡大に伴い、国が医療機関に優先的に供給したアルコール消毒液に苦情が寄せられた問題で、日本医師会は3日、全国47の医師会に調査を行ったところ、過半数の25医師会から何らかの問題の指摘があったことを明らかにした。追加調査への協力を求めた結果、5月29日時点で17医師会から回答があり、消毒液の濃度の低さや価格の高さなどの指摘があった。
 日本医師会は「(新型コロナの感染拡大は)経験がなく、問題が出たのはやむを得なかったが、今後は国に改善を要望する」としている。個別の医師会名などは明らかにしなかった。
 17医師会からの回答としては、国による必要量調査の期限の短さや、納品時期の遅さが寄せられた。また、濃度の低さや価格の高さを理由に医療機関から医師会側にキャンセルの申し出があった例も報告された。 (C)時事通信社